1クール8日目 実家へ

病院暮らしもしんどくなってきたので、外泊を考えてみる。血液検査では白血球が通常下限に来ているが、あっさりOK。という事で、実家に帰る。ただこの日、朝の散歩の後も疲れてベッドに寝転んだのだけど、どうも体調は悪かった。案の定、出町柳に行くまでにハーハー言うハメに。普通に野菜炒めとかが食べたかったんだが、しがない商店街には店がなく、みつけても揚げ物だったり、3、40分かかるといわれたり。で、ガイドブックにも出ていた李青という所にしてみた。行くまでにまた少し道草を食ってしまったんだが、結果的にここに行ってよかったのかも。ビビンパが優しい味で、かなり復活。その後デポテトチップと三ツ矢サイダーを買い込んで京阪へ。始点の出町から終点の淀屋橋まで乗り、タクシーで実家へ。たまたまというか、一番前の席が空いていて、電車でGoを楽しみながら帰宅。これでずいぶん救われた。ポテトチップは悪い油使ってんなーという感じだったものの、三ツ矢サイダーがヒットで流しながら帰る。実家はわりと静かで気温も高くなくて、クーラーナシで寝れた。風呂に入ると、皮膚がボロボロしてきたり、口の中が痛くなったり、確実に副作用は進んできているけど、リラックスできてよかったー。晩飯はワガママを言い、豚汁、ニンジンごはんと、少し肉を焼いてもらった。
点滴用のカテーテルを通したままなので、サランラップで巻いて濡れないようにして入浴しないといけないんだが、ラップを貼るテープというか包帯をオカンが買ってこれない。最近感じるが、えらく判断力というか、物事の構成力が落ちてるなあ。一方で、性格は変わらず、たったそれだけの事で、キイキイブツブツ言い始めたので、いちいちストレスを受けるような内容でない、と釘をさす。この性格でよく病気もせずにこれてるわなあ…。
九条は祭の日のようで、神輿を担ぐ声が聞こえてきた。昔俺も太鼓叩いたなあ。潤は祭りに行きたいそうな。秋祭に間に合えば、行きたい。
しかし、相変わらずの顔と手の火照り。制吐剤のステロイドの副作用でないか、という事だが、どうにかならんのか…。

blanco460 について

35歳で精巣腫瘍にかかりました。これから入院ですが、日々の記録をしていきたいと思います。
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